昔ながらの伊東温泉の趣をいまに伝える東海館。こちらでは3/14までの土・日曜、祝日に日本の伝統楽器・三味線を体験できます。料金はひとり2000円で、伊東市指定の文化財である東海館の見学ができ、松川を眺めながらお抹茶と和菓子もいただける約3時間のコース。サトミ(左)とゆっきー(右)が普段はなかなか触れる機会のない三味線にチャレンジしてきました。

「いい雰囲気だね~」と松川沿いを歩きながらおしゃべりしているうちに東海館に到着。
本日の体験料はひとり2000円。受付でお支払いをして、本日の三味線体験に使用する手ぬぐいをいただきます。
まずはボランティアガイドさんの説明を聞きながら、東海館内をぐるりと見学。東海館の歴史について、ウィリアム・アダムスについてなどさまざまな説明をしてくれます。
東海館の客室は同じものはありません。それぞれの部屋に、それぞれの工夫が施されています。書院であったり、柱や床の間などひとつずつ丁寧な仕事がされています。
鯉が泳ぐ松川の静かな流れを見ながら、のんびり過ごせます。こちらは窓枠に注目。角が丸くなっているのです。
東海館の4階にあたる昭和24年につくられた展望台です。こちらからも松川が見下ろせ、今では市役所なども望めます。
まずはあいさつから。お座敷の文化も学ぶため、行儀・作法を大切にしています。荷物を置いて、コートは脱いで、きちんと手を揃えてあいさつをします。
山田流、島田登美保先生から三味線の歴史や部位などを教えていただきます。三味線のルーツをたどると沖縄の三線にたどり着くそう。三味線は日本でできた楽器なのです。義太夫・浄瑠璃・常磐津・清元などなど邦楽にはなくてはならない楽器です。
受付でいただいた手ぬぐいを太ももに巻きます。こうすることによって着物を着ていなくても、三味線を構えやすいようになるそう。
演奏について教えてくださるのは吉田栄芳先生。練習前や後には笑顔が柔らかな先生ですが、やはり三味線の演奏となると真剣そのもの!初めての人にも手を抜くことなく、時には厳しく、丁寧に教えてくれます。
実際に三味線の音を出してみました。ばちの使い方もけっこう難しい…。弦を押さえてみたりしながら、鳴らしてみています。このあたりまでは、よかったのですが…。
日本古謡「さくらさくら」の練習開始です。譜面は三味線の弦のように3本線が引かれ、そこに開放なら○、押さえる場合は押さえる場所の数字が書かれています。譜面を追いながら音を出していくのですが、読み方になかなか慣れなくて難しい!
吉田先生の指導を受けながらも、やっぱり初めてなのでわからないことだらけ。でも島田先生が近くに来て丁寧に教えてくれるので安心です。
「そろそろ足がしびれてきたな~」というころ休憩が入ります。1階の喫茶コーナーで和菓子と抹茶をいただきます。
吉田先生の熱血指導ぶりに「ちょっとめげそう・・・」と弱音を吐いていた2人も抹茶と和菓子の休憩で笑顔に。
戻ると先生方が演奏されていました。本日は山田流の吉田栄芳さん・島田登美保さん・伊藤あきさん・浦部栄芳政さん、生田流の小川親喜麗重さん、琴古流尺八の木内幸童さんの演奏です。
2部のはじまりです。1部で途中まで練習した「さくらさくら」の続き。きょうの体験終了までになんとか弾けるようにならないといけないので、ひたすら練習。「ひとりずつやってごらん」と吉田先生の厳しいチェックも入ります。
そろそろ体験時間も終わりに近づき、先生方のサポートなしで自分で弾けるようにならないと!でもなんとか弾けるようになり、ゆっくりですが曲ができあがっていきます。
先生方の三味線や琴に合わせて「さくらさくら」を演奏。初めはどうなることかと思いましたが、なんとか完成。吉田先生のご指導と島田先生のサポートのおかげで、内容の濃い体験ができました。
左から浦部栄芳政さん、吉田栄芳さん、島田登美保さん、小川親喜麗重さん、伊藤あきさん。本日は大変お世話になりました。