[ 伊豆市修善寺 ]
シュゼンジボリ


鍵和田 松丘(かぎわだ しょうきゅう)さんが営む、修善寺彫の店。指月殿へ続く道の途中にあります。
ゆるやかにカーブした竹の表面に、筆で書いたような味のある文字を彫っていくのが修善寺彫の技術ですが、松丘さんの文字は柔らかさを保ちながらも凛と整い、歪みがありません。澱みなく動く彫刻刀が美しい文字を描き出す様は、まるで魔法のよう。刻まれる一文字一文字が、長年彫り続けてきた松丘さんの「職人業」の結晶です。
一番人気の竹栞は、一枚500円。修善寺の良質な孟宗竹を探し出して切り出し、薄く割って栞の形にする工程も、すべてお一人で行われているそう。素敵な言葉が刻まれた栞に、持つ人の名前をその場で彫っていただけるので、一生の宝物になります。
「職人さんのお店」というと敷居が高そうな印象を受けますが、お店を訪れた人を迎えてくれるのは、看板猫のモモ子ちゃんと、落語家より面白い(!?)と言われる松丘さんのお話。修善寺散策の折には、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。
●取材:ぴよこ●

人生を豊かにしてくれるような、心に染みる言葉が彫られている竹栞。お土産やプレゼントとしても喜ばれます。

好きな文字をリクエストして彫っていただくこともできる、深彫の竹衝立(一文字彫のものは1万円)。

看板猫のモモ子ちゃん。入口横の座布団で気持ちよさそうに寝ていることが多く、通りがかる人を温かい気持ちにさせてくれます。









